【一粒ダイヤモンドネックレス】デザインの選び方を詳しく解説【40代向け】
一粒ダイヤモンドネックレスは、特別な日のプレゼントや自分へのご褒美として、多くの女性たちから愛されています。
しかし、デザインや素材・価格帯など選ぶべきポイントはたくさんあり、初めて買う女性にとっては迷いがちなところです。
そこでこの記事では一粒ダイヤモンドネックレスのデザインに着目し、選び方のポイントを詳しく解説します。
自分に合ったデザインを選ぶことで、より特別な輝きを放つ一粒ダイヤモンドネックレスを手に入れましょう。
ダイヤモンドの留め方
ダイヤモンドがどうやってネックレスに留まっているか気にしたことはありますか?
実はダイヤモンドの留め方(石枠の形状)にはいくつか種類があり、印象も変わってきます。
ここからはダイヤモンドの留め方について紹介していきます。
爪留め
「爪留め(つめどめ)」とは、ダイヤモンドを数本の爪で持ち上げて固定する方法です。
ダイヤモンドを支えているのが爪だけなので、真横から見ても輝きを楽しめます。
一般的な爪の本数は4本と6本です。
4本爪
4本爪は爪が少なく、ダイヤモンドがスッキリと見えて上品な印象になります。
0.1ct(直径約3mm)のダイヤモンドには4本爪がおすすめです。
ダイヤモンドが小ぶりなのに爪の数が多いとダイヤモンドが際立ちません。
6本爪
婚約指輪によく見かけるタイプが6本爪です。
オーソドックスなデザインなので、どんなファッションにもよく合います。
4本爪よりも爪の数が多く、ダイヤの輝きを少し遮ってしまうので、0.2ct(直径約3.8mm)以上のダイヤモンドをおすすめします。
こんな爪留めは避けよう
爪留めはダイヤモンドの美しさをアピールできるデザインです。
そのため、爪がやたら大きくて爪ばかりが目立つものはおすすめしません。
また、2本爪などぶつけたらダイヤモンドがはずれてしまいそうなデザインも、長く愛用したいなら避けた方がよいでしょう。
フクリン留め
「フクリン留め」とは、ダイヤモンドを金属でぐるりと囲って留める方法で、ベゼルセッティングとも呼ばれています。
この留め方は、目の錯覚でダイヤモンドが大きく見えるのがメリットです。
また、爪留めとは違って引っかかりがなく、洋服を着替える際に気にしなくていいのも嬉しいですね。
ただし、ティファニーのバイザヤードのようにダイヤモンドのキューレット(底部にある先端)がお肌にあたるデザインは、チクチクすると感じる人もいます。
当店シノエクラでもキューレットがお肌に触れるベゼルセッティングのデザインが人気です。
15年以上販売した経験上「気にならない」という人がほとんどですが、どの程度チクチクするのか、感じ方には個人差があるので試着をすると良いでしょう。
こんなフクリン留めは避けよう
フクリン留めはダイヤモンド全体を囲うため、デザインによってはダイヤモンドの美しさがダウンしてしまいます。
- フクリンの幅が太すぎて枠ばかりが目立つ
- フクリンの形状がふっくらしてない(平ら)
- プレスで成型されたペラペラな枠(高級感がない)
このようなデザインは避け、ダイヤモンドをきちんとアピールできるデザインを選びましょう。
石枠とチェーンとの繋ぎ方
石枠とチェーンとの繋ぎ方は大きく分けて3種類あります。
細かい部分ですが、繋ぎ方によってもデザイン性が変わるのでぜひチェックしてくださいね。
バチカンにチェーンを通すタイプ
石枠とチェーンを繋げる方法として一般的なのは、バチカンにチェーンを通すタイプです。
注意したいのは、チェーンを取り外せるようにとバチカンを大きく作るとバランスが悪くなる点です。
当店シノエクラではバチカンは最小の大きさにしていますので、ネックレス全体の印象を邪魔しません。
石座に穴を開けてチェーンを通すタイプ
石座を高く作り、側面に穴を開けてそこにチェーンを通すタイプは、高さが出過ぎるので少しゴツい感じになってしまいます。
ハイブランドではこのタイプはあまり見かけません。
※当店シノエクラでも製作していません。
石枠のカンにチェーンを繋げるタイプ
石枠にカンが付いていてチェーンを繋げるタイプは、カンが大きいと不格好になってしまいます。
当店シノエクラでは最小のカンを使用していますので、カンの存在が目立ちません。
チェーンのデザイン
ネックレスチェーンの見た目によってさまざまな印象を演出できます。
ここからはチェーンのデザイン・太さ・長さについて解説していくので、ひとつずつチェックしていきましょう。
チェーンの種類
ネックレスチェーンの種類はいくつもありますが、定番のデザインは小豆(あずき)チェーンです。
コマ(輪っか)の形が小豆に似ていることからこう呼ばれます。
小豆チェーンの中でも「丸小豆チェーン」と「カット小豆チェーン」が人気です。
一見同じように思えますが、違いがあるので確認していきましょう。
丸小豆チェーン
コマ(輪っか)が円形に近い形になっているデザインを「丸小豆チェーン」と言います。
落ち着いた柔らかな輝きを放ち、丸みのあるデザインの石枠によく合います。
ティファニーはカットの入っていない丸小豆チェーンが定番です。
目が詰まっているほど重量があり、高級です。
カット小豆チェーン
コマ(輪っか)にカットを加えたデザインを「カット小豆チェーン」と言います。
キラキラっとした強い輝きが特徴で、カチッとしたデザインの石枠にマッチします。
カルティエやヴァンクリーフ&アーペルで使用されています。
チェーンの太さ
一粒ダイヤモンドネックレスは、デザインが素敵でも、チェーンの太さが合わないと違和感を与えてしまうことがあります。
体型や首の太さによってぴったりの太さは変わりますが、年代別の目安を紹介しますね。
- 20代:0.8mm以上
- 30代:0.95mm以上
- 40代以上:1.10mm以上
若い頃は華奢なネックレスがよく似合いますが、女性は年齢を重ねるとどうしても体型がふくよかになります。
40代以上のぽっちゃりな方が細めのネックレスを身につけると、首やデコルテあたりのぽっちゃり感が強調されてしまうので注意しましょう。
ただし、小さいダイヤモンドと太いチェーンとの組み合わせは、ダイヤモンドがより小さく見えてしまいますのでバランスも大切です。
チェーンの長さ
チェーンの端から端まで、金具を含めた長さを全長と呼びます。
「40cm」と記載がある場合は全長が40cmという意味です。
日本では40cmが標準サイズで、女性の首元を綺麗に見せる長さと言われています。
ただし、首の長さや体型によって似合う長さは異なるので、できれば試着して確かめるとよいでしょう。
スライドアジャスターとは?
ネックレスチェーンの長さは40cmが一般的ですが、「40cmでは短い」「トップスの襟ぐりに合わせて長くしたい」という人もいるでしょう。
そんな時に便利なのが、スライド機能の付いたチェーン(スライドアジャスター)です。
スライドするだけで長さを好きなように変えられるので、鏡を見ながらその日の服装に合わせて調整できますよ。
当店シノエクラでは「45cmスライドアジャスター付き」が選べます。
「一粒ダイヤモンドネックレスが欲しいけれど、ベストな長さが分からない」という方にもおすすめできますよ。
まとめ
今回は一粒ダイヤモンドネックレスのデザインに着目し、選び方のポイントを詳しく解説しました。
一粒ダイヤモンドネックレスは洗練された美しさと高級感が特徴で、特別な日はもちろん普段使いにもぴったりです。
しかし、そのデザインの豊富さから比較ポイントが多く、悩んでしまいますよね。
この記事を参考にすれば、自信を持って選べるようになるはずです。
自分にぴったりの一粒ダイヤモンドネックレスを手に入れ、特別な輝きを身につけてください。
当店シノエクラでは大人女性に似合う、高品質な一粒ダイヤモンドネックレスを提供しております。
ぜひチェックしてみてくださいね。