ジュエリーサロン シノエクラ

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鋳造製法と鍛造製法

2017年9月22日
約 7 分

マリッジリングを選ぶときに重視するべきことの1つ、それは”耐久性”。
リングの耐久性に深く関わってくるのが、そのリングの製造方法。

マリッジリングを含めてジュエリーには、主に2つの製造方法があります。

鋳造製法

ワックスと呼ばれる樹脂で指輪の型を作り、そこに溶かした金属を流し込み、冷やし固めることで造形する方法。
硬い金属そのものを加工するのではなく、樹脂で制作した型がそのまま金属になるためデザイン的な制約が少ないです。
つまり、型に流し込めば複雑なデザインのジュエリーであっても簡単に、しかも何個でも同じジュエリーを作ることができるため、大量生産に向いた方法です。
現在流通しているジュエリーは(結婚指輪も含めて)、この鋳造方法で作られているものがほとんどです。
高度なキャスト(鋳造)技術者による地金構造です。
50倍に拡大して見てみると・・・ところどころに黒い点、つまり”ス”が入っているのが確認できます。
この”ス”の有る無しがリングの耐久性、つけ心地、フィット感に大きく影響します。

鍛造製法

金属の塊を叩いたり、伸ばしたりして棒状にしたものを曲げて指輪を作る方法です。
熱して柔らかくした金属をひたすら叩き、圧力を加えることで内部にあるすき間を潰しながら、結晶を細かく、さらにその方向を整えることで強度を高めながら徐々に成形していきます。
この”自由鍛造”と呼ばれる製法は、多くの手間と職人の経験や技量が必要とされる方法です。
さらに鍛造製法には、この工程をプレス機、切削機、つまり機械によって行う”型鍛造”という製法もあります。
金属にプレス機で何百トンもの高圧をかけ圧縮し、塊にしたものを機械で丸く打ち抜いたり、切削機で削り出したりして指輪を作る方法です。
自動車などの機械部品を作る工程を応用して制作される場合もあります。

抜群の強度を誇る一方、金属を曲げたり、削りだしたりして制作するため、繊細なデザインや複雑なデザインを作るのが難しく、デザインはシンプルなものに限定されがちです。
また鋳造法に比べ多くの手間と時間、コストがかかり、作る職人の経験と技量が必要となってきます。

超一流の有名ジュエラーのリングも製作しているアメリカの老舗メーカー製、シノエクラの鍛造マリッジリングの地金構造です。
こちらは200倍まで拡大していますが、”ス”は出ていません。
高度な技術による鍛造リングだと、ここまで差が出ます。
折れる、曲がる、などに対する耐久性はもちろん、日常生活でどうしても避けられないリングの小傷などにも強さを発揮します。
高圧をかけた金属で製作したリング特有のしっとりと指にまとわりつくようなフィット感は、鍛造製ならでは、です。
表面硬度も高いため、磨いたときの輝きも違います。

マリッジリングにふさわしいのはどっち?

鍛造リング-ミルグレイン-マリッジリング
このように鋳造法、鍛造法、それぞれに長所短所がありますが、一生使い続けるマリッジリングとしてどちらが好ましいか。
もはや言うまでもありませんね。

歪み、傷などが生じにくい抜群の強度。
つけていることが苦にならないしっとり滑らかな付け心地。
そして長年つけ続けても飽きのこないシンプルさ。
年齢を重ねても似合う重厚感。

鍛造製法のリングは、マリッジリングに求められるすべての条件を兼ね備えていると言えます。
長年の使用、そして毎日の使用に耐えるものという観点で考えると、マリッジリングには断然、鍛造法で作られたものがおすすめです。

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